みなさんこんにちは。
皆さん、突然ですが「曲げわっぱ」はご存知でしょうか?
今回の記事は私が最近購入しておひつとして愛用している「曲げわっぱ」について紹介します。
曲げわっぱ(まげわっぱ)とは、スギやヒノキなどの薄板を曲げて作られる円筒形の木製の箱のこと。曲物であり、本体とふたで一組になる。主に米びつや、弁当箱として使われる事が多い。(wikipediaより)
購入した経緯
福井県敦賀市日本海さかな街
先日、事情があって福井県の敦賀市を訪れたときのこと。
敦賀市で一番の人気観光スポットである日本海さかな街に行ってきました。

この市場は想像していたよりもかなり広くて、新鮮な海鮮の市場はもちろんのこと各種お土産や海鮮丼が食べられる店舗が並んでいます。
店舗の数は総じて60店舗を超えるようですよ。
若店主の話に乗せられて

市場の中を散策していると市場の北端にある木製の食器を扱う店舗に気をとられました。
魚市場に来たのにね(笑)
ちょっと内覧していると店主が声をかけてきました。
自分と同じ20代後半くらいの男性店主。
「お客さん、曲げわっぱ興味ないかい?曲げわっぱはねお弁当用だけでなくておひつとしても使えるんだよ・・・」
威勢のいい若店主の話に乗せられて曲げわっぱを購入することにしました。

曲げわっぱについて
私が曲げわっぱを購入したお店の店主は曲げわっぱについて色々お話してくてくれました。
話が弾んで私の方からも何個か質問してしまいました。
店主の話や私が実際に使用した体験を交えて共有したいと思います。
見た目の良さ
曲げわっぱは主に杉や檜といった木を使用して作ります。
杉や檜は日本の多くの山でみることができる建築材としてもつかわれる木ですね。
私は杉で作った曲げわっぱを購入しました。
木の独特の色合いや模様は多くの人が見ていて癒されるのではないかなと思います。

世界に一つだけしかない
曲げわっぱは基本的に職人がひとつひとつ手作業で作ります。
私が購入した曲げわっぱは和歌山県の海南市の職人さんが手作りしたものだそうです。
木を熱湯して曲げやすくして側面の丸みを作りだすそうです。
木はもちろん天然ものなので同じものが二つとしてなく、買うものはどれも正真正銘、世界に一つだけの製品です。

湿気を吸い取ってくれる
曲げわっぱの原料となる木は水分を吸い取る機能を持っています。
この機能を利用することでお弁当や特にお米の水分を適度にとってくれるのでおひつとしては最適でカビを防ぎ、新鮮な状態でお弁当の中身やお米を保ちます。
曲げわっぱは見た目や腐食防止の為、漆やウレタンが木の表面に塗られてはいますが、水分を吸い取る機能には問題がないようです。
香りを足してくれる
これは炊いたお米をおひつとして利用するときに特に感じることができるのですが、木材のいい香りがお米にもほんのり付くんですよね。
木材を嗅いだ時に感じられるなんとも言えないいい匂いがほのかにお米にうつることを想像してください。
いいでしょう!?
冷めても美味しい
基本的に曲げわっぱに入れた弁当やお米は常温で保存します。
店主の話では常温で保存しても1日は中に入れたものは食べれるそうですよ。
上述したように湿気を吸ったり香りを付加してくれるおかげで、曲げわっぱにいれたお米はつやつやで香りがあるので冷めていてもそのまま美味しく食べれますよ。
おひつとして本当に有用
私は店主のすすめもあり、曲げわっぱをおひつとして利用するために購入しました。
多くの人が炊飯器でお米を炊いたら、一食で食べきれず保存しておかないといけないことになっていると思います。
そんなときは迷わず、曲げわっぱでの保存をおすすめします。
私は今まで炊きすぎたご飯は炊飯器の保温機能を使って次の食事まで保存していました。
しかし、炊飯器で保存するとお米がぱさぱさになるし、風味も落ちるんですよね。
これには困っていましたが、どうしようもなく過ごしていましたが、、、
解決方法がわかりましたね!曲げわっぱで保存すればいいのです。
保存していてもつやつやのままで(炊いたときよりもつやがでる感じがします。)風味も付加されて本当に有用です!!

余談
余談 2,000円で購入しました
私はなんと曲げわっぱを2,000円で購入しました。安い。
容量的には炊いたお米が1合程度はいるくらい。
店主がいうにはもともと商品は最初に百貨店に卸されるが、やはり手作りなものなので多少の見た目等理由ではじかれたり、売れ残る欠品がでることがあるのだそうです。
それを店主が安く仕入れてきて市場で売っているそう。
私は売られている商品は見た目も全然いいと思ったし、お得に買えて良かったなと思っています。
最後に
今回の記事は先日私が購入したおひつとして愛用している曲げわっぱについて紹介させていただきました。
今回の記事は参考になったでしょうか。
少しでも今回の記事の内容が参考になったら幸いです。
最後まで御覧いただきありがとうございました。