家のポストを見ると私が株を保有している会社から手紙がきていました!
皆さん、こんにちは!かるくるです。
生活費余剰金を株や投資信託などに投資をして、株や投資信託の利益だけで生活ができるような金銭的自由を手に入れようと模索しているアラサーサラリーマンです。
今回の記事は私が保有しているイエローハット(証券コード9882)から2021年3月期の期末配当の配当金と株主総会案内が届いたので紹介します。
2021年3月の期末配当は1株28円
家に帰るとポストに入ってました封筒が!
そう、私が株を保有しているイエローハットからの封筒です!

この時期(6月頃)は3月締めの企業の期末配当の計算書と決算、株主総会通知が一緒に送られてきます。
そして、ありましたよ、配当金の計算書が、2021年3月期の期末配当です。

今回の2021年3月期期末配当の配当金額は1株あたり28円でした!
11期連続増配中!

イエローハットは営業成績が順調でそれと並んで配当金も増配傾向です。
なんとこれで11期連続増配中。
2021年3月期トータルは2020年3月期の配当金総額46円から8円アップの54円でした!
2022年3月期はさらに4円アップの58円の見込み。
これが実現できれば、12期連続増配ということになります。すごい!!
配当利回り3.04%
2021年6月3日現在の配当利回りは3.04%です。
株価が1,908円に対して配当金が58円。
日経平均の配当利回りが2%程度なので高い部類に入ると思います。
配当性向は30%を目指す
配当性向(会社の利益に対して株主に配当金として還元する割合)は30%程度を目指す方針を決めています。
2021年3月期は29.1%の配当性向でした。
業績等々

配当金の計算書とともに届いた株主総会の招集の案内に2021年3月期の決算関係資料が掲載されていましたのでこれを参考に業績等々見ていきましょう。
事業の柱は2つ 売上1,469億94百万円
イエローハットの事業の柱は2つあります。
①カー用品・二輪用品等販売事業

皆さん、ご存知、皆さんのお住まいの街に一店舗はあるだろうカー用品の販売や車検等のメンテナンスを行う店舗。こうした販売子会社・関連会社に対してカー用品・二輪車用品等の販売を行う事業です。
2021年3月期の売上は1,405億87百万円でした。
②賃貸不動産事業
販売子会社や関連会社・グループ会社に対して、建物や設備等の賃貸を行う事業です。
2021年3月期は64億7百万円でした。
売上高と経常利益、当期純利益ともに右肩上がり。過去最高!

上のグラフを見てください!売上高、経常利益、当期純利益ともにきれいな右肩上がりであるのが分かると思います。
前年度会計費は売上高(4.2%増)、営業利益(28.6%増)、当期純利益(16.5%増)
しかも過去最高益!
売上高に対してしっかりと利益も計上されていて安心して保有できますね!
コロナ禍でも堅調だった理由
2021年3月期は皆さんご存知のとおり、世界的に流行した新型コロナウイルスが猛威を振るった年でありました。
それでも、売上高、利益ともに過去最高益を叩き出せた理由は何か。
事業報告書で以下のように分析されています。
感染対策でクルマ、バイクの移動需要の高まった為
緊急事態宣言が発令されるなど厳しい感染措置がとられたこの年。
電車やバスといった不特定多数の人が乗車する交通手段よりも一人または家族単位で移動できる交通手段のクルマやバイクでの移動の需要が高まりました。
4月5月の最初の緊急事態宣言下では来客数が大幅に落ち込みましたが、この時期を過ぎると逆に来客数が増加したようです。
寒波により冬季用品の需要が高まった為

今季の冬は日本海側を中心に記録的な大雪が発生し、その為冬用タイヤやタイヤチェーンなどの販売が例年に比べて大きく伸びたそうです。
こうした、自然現象・社会的要因の影響もあって2021年3月期は過去最高益をあげることができたのですね♪
私は1月に100株買いました
私がイエローハットを購入したタイミングは2021年の1月上旬です。
ちょうどいい銘柄がないか探していた時期でコロナでのクルマ需要の増加、寒波によりカー用品店の業績が上がりそうだという情報を見つけ出したのでした。
それに配当金が連続増配されていること、高い自己資本比率(76%)、PERは10倍以下で割安、株主優待も私の欲しいものだったという条件を総合的に判断して購入を決意しました。
私が購入してから、株価は上昇し、今となっては2万円超えの含み益です!
中長期で保有して値上がり益を狙いつつ、配当金や株主優待を定期的にもらえる喜びを実感していこうと思います。
今は買いなのか
これはあくまで個人的な感覚ですが、これから買おうとしているなら様子見かなと思っております。
前述したとおり、私が1月に購入してから1株200円ほどの上昇があり(率にすると14%程度)、現在は上昇トレンドが終わっていることから、2021年3月期の業績堅調の好材料を反映しきったのではないかと思っています。
2021年3月期はコロナ禍の公共交通機関の利用控えや冬季の記録的寒波といったいわば一時的な自然・社会情勢の影響で売り上げが上昇したと考えると、2022年3月期も同様に売り上げが上昇するかどうかは怪しいところです。
買うとしたら、2022年3月期の中間決算をみたあたりで今季も売上が堅調そうであるという材料があったら購入を検討してみることが良いかなと思います。
一個人の意見として参考にしていただけると幸いです。
今回の記事はここまで。
最後まで御覧いただきありがとうございました。